都心に近い割に、山の雰囲気を味わえるのが一般都道155号だ。離合不可の区間も長くて、かなりイイ感じ。なお、その区間に都道を示すものは見つけにくい。
かつては不通区間があったが現在は車道が出来て通り抜けられるようになった。で、不通区間だったところの指定がまだ続いているか等を、南多摩東部建設事務所に行って聞いてきた。
<1>
現在地はここ

町田市側から走行。上小山田町を走行してると、正面に上小山田バス停(転回場)が見えた。何も案内はないが、155号線は右折する。
画像は2001年で、その時はバス停周りは空き地で見通しは良かったのだが・・・。
 
2011年には新しい家が建ってて見通しはかなり悪くなってた。10年経つと変わるなぁ・・・。
バス停にあった看板を見ると、これから辿る155号は古道のようだ。確かに周りの風景とも相まってそれっぽい。
で、都道はというと、右折するのだが、何の案内もない。

右折すると道は1.5車線に。直後左直角カーブする。
内側には家が建ち、見通しが悪い。
 
直角カーブしてすぐ、「正山寺」の看板のところを右折。直進は市道だ。
変わったところといえば、やっぱり家が建ったことぐらいか。
 
曲がった先は1車線の細い道。なんかすぐに行止まりになりそうな・・・。
しかし、幅員制限の下に「2t以上は通り抜け出来ません」とあり、他の道とは違うと分かる。

曲がると後はずぅ〜っとこの幅である。林の中に正山寺への入口がある。

ちょっとした林の中を進む。

寺の入口を過ぎると集落の中を進む。対向車が来たらどうするのだ・・・、どうしようもない。

極狭路が蛇行する。直角カーブではないけど、それに近いものがあるので注意が必要。

 なんと待避所が出来ていた。youtubeやニコ動で見た動画にはこの待避所はなかったんで、結構新しいようだ。
まぁこう見えても意外と交通量があるのでね。でも本格的な待避所はここだけ。

行き止まりの市道を分けると都道は逆S字カーブで坂を上る。こんなとこで対向車とか、イヤやなぁ。

切通しの急坂を上がると先は明るい。

林と畑の境界を延びる都道。木が都道に覆いかぶさっている。

前方には何やら鬱蒼とした林が・・・、そこに都道は吸い込まれていく。

林に入る前に振り返ってみる。ここ、町田市だということが嘘みたいに山深い景色。道路、鉄塔以外に人工物は見当たらないようなトコロ。

林の中に入る、と同時に両側に柵が並ぶ。不法投棄防止のためだ。ヤレヤレ・・・。

両側に柵。離合箇所なっしんぐ。

なおも林の中を進む。両側の柵は設置時期が違うからか、金網であったりトタンであったりと変化する。

林を抜けると多摩市に入り、ビルがどーんと見えてくる。2001年現在では都道は直進するのだが、封鎖されてて通れなかった。
2011年4月に、「南多摩東部建設事務所」に行って聞いてきたところ、直進方向もまだ都道だそうだ。

2001年当時、都道は未舗装となって丘へ上っていく。
2011年現在、この旧道はどうなっているのかというと

舗装されたがトラ柵の代わりに車止めで入れないようになっている。金網も設置されている。

左手が山になると舗装も途切れ、上り坂になる。

てっぺんで小さな広場となる。155号の指定はここまで。

H18秋頃に走ってきてみると、多摩市側の景色が変わってた。草むらは消え、土地整備中になっていた。
赤矢印で描いたけど、この時点ではまだ工事中なんで、155号の本線はそっちではない。

険道出口は交差点となっていて、険道方面は止まれ表示だった。

交差点を振り返ると、何か違和感があった。別に止まれが県道にあるとかではなくて、
以前と道が、交差点の位置が変わっているような、そんな感じ。気のせいかも知れんが・・・。
続いて尾根幹線側から行ってみる。
<2>へ