静岡県道102号線(十国峠伊豆山線)
県道の名前にある十国峠を地図で見ても県道の表記はないが、ここで熱海土木事務所管内沼津土木事務所管内を参照すると一目瞭然。伊豆スカイラインの熱海峠IC付近に県道表記。管内図では起点付近は点線表示で、県道である証拠はなさそうかなぁと思ったがそうではなかった。
熱海土木事務所管内図H15年度あたり)を参考とした

現在地はここ

2010/05/部分走破(起点←→終点)

 伊豆半島の付け根、熱海市と函南町の境には伊豆スカイラインが縦走していて、熱海峠を越える主要地方道11号、20号が伊豆スカイラインと交差している。熱海市からは11号、20号の2本が熱海峠を目指し、峠手前で合流する。2本とも海抜0m近い熱海市から600mを超える熱海峠まで一気に登るため、かなりの急勾配。
そして峠を越えて函南町に入るとすぐ11号と20号は分かれ、11号は三島方面、20号は箱根方面に向かう。伊豆スカイラインの熱海峠ICは20号に入ってすぐのところにある。奥に見えるのが伊豆スカイライン、11号は間の谷間を下っている。

 

 さて、今いるところは函南町。参照しているのが沼津土木事務所管内ではなくて熱海土木事務所管内なので、20号から熱海峠IC料金所までにある分岐がまでが102号かどうか分からん。熱海土木の管内図では県道表示ではない。通常は、高速道路のC入口〜料金所は、道路種別で言うと高速ではなく、接続する県道や国道の複線(支線)なので、それにあてはめると主要地方道20号ということになるが・・・。
 それよりも125cc以下通行禁止となると、102号方面、東光寺という寺とかは原付とかでは行けないと言う事か?それとも102号分岐より先で通行禁止なのか?

 


「姫の沢公園、日金山東光寺」と書かれた看板が指す方向へ曲がる。奥はすぐに料金所。ここを曲がった先は間違いなく102号だ。

 


熱海峠ICを横に見て、県道はさらに登っていく。

 


かなりの急勾配。しかし、熱海峠まであんなに登ったのにまだ登んのかい!
振り返ると伊豆スカイラインが眼下に見える。

 


ヒィヒィ言いながら登っていくと、駐車スペースが2,3ある。
にしても、ちょっと奥のあの高低差はすごいなぁと思う。まだかよ頂上は!

 


ようやく頂上に着いた。奥に見える標識には「道路公社」の文字。管理は公社なのか?

 


頂上で左に分かれる道は霊園、十国峠に行く道。
こんなとこまで登ってくるのは大変やないかなぁ・・・、でも来るなら車か。

 


さて、県道はというと怪しい暗がりに突入していく。沿道には旗がいっぱい。

 

 
旗はあるけど、もう険道そのもの。この先にあるのは東光寺というお寺のみ。

 


下りになってからはこのような標柱がいっぱい立ってて、県道であることを示している。

 


お寺が見えてきた。

 


お寺の駐車場。県道はどう行く?正面に続きがありそうな感じに見える。

 


石段の先は登山道区間だ。コレが県道なのかどうか分からんかったが、石段左に標柱が!

 


コレがその標柱。静岡県と彫ってある。

 


ここを下っていけば伊豆山地区に行くのかな。結構広めでフラットな路面である。

 

最後に地図でルートを示す。

地図(電子国土より転載)
1/25000では 熱海

 

◎地図では県道表記されてない区間である。ヘキサはないものの、静岡県の標柱が結構ある峠東側は険道の様相だ。

終了

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