京都府道490号線(物部西舞鶴線)

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電子国土より転載
1/25000では 梅迫

 地形図で示した通り、現在はT字路の広場にいる。今から辿ろうとしている道を地形図で見ると、山側に崖の記号が続いている。反対に分岐する道にはそんな記号はないのを見ると、やはり新しい道なのだろうか。ここまでの道にそういう記号がないのは、下からある道路(林道?)を利用したものだったからか。
 なお、この分岐より先にキロポスト等は一切なかった。道路状況は変わらなさそうだが、今までは府道で、この先は・・・何道になるのだろう。

 


前回と同じ写真だが、この先も同じような感じで道が続いている。
訪れたのが盛夏の時なので、法面や路肩は緑に覆われている。冬には地形図にあるように法面が見えるだろう。
この先何があるか分からんので、乗ってきた原付はここに置いていく事にした。

※なので、この先は駆け足で往復している、盛夏の時期なんで、何が出てくるか分からんということでじっくり見て回ってない。

 


歩いて数分、道端に置いたままになっているものが・・・、トイレか?
中はどうなっているか、知りたい〜、知りたくない。そもそも開くのか?
きれいにして置いていったならいいけど、そのままだったりしたら・・・。

 


地形図のように崖ばっかりというわけではないが、木のないところは結構ある。
法面工事が行われているところだ。でも緑に覆われているのを見るとコンクリとかで固めてる訳ではないのか。

 

 
ずんずん進んでいくけど、道路状況は悪くなってない。轍も消えることなく続いている。

 

 
大きなカーブで山の尾根を回る。相変わらず道幅はあるが、轍以外は草に埋もれている。
カーブの外側には広場があり、その端に何か木でできた椅子に藤棚?が見えたので行ってみる。

 


ただの材木置き場に見えるかも知れん。自分もそうかもなぁと思ったが、やはりこれは椅子だ。
手前のものは結構朽ちてきている。分岐にあった椅子はそんなでもなかったがなぁ。

 


広場の先も山を削ってまっすぐ造られている。法面は草ぼうぼう。

 


谷を越えてもう1度尾根を越えたら道は終わりだ。
そういえば1度も橋がなかったなぁ。全部土で埋めたんかね。

 


道路を横切る溝。

 


深い切通しが現れた。もうそろそろ終わるはずで、あのカーブの先が終端か?

 

 
工事の際、コンクリートの舗装がされていたのか、ほんの一部残っていた、轍付きで。
法面を見ると、草が生えてなくて状況がよく見えた。やはり土のままで、固められてない。
でも溝はきちんと出来ている。木は植えられたもの・・・ではないようだが、生長具合はほぼ同じだった。

 


そして道は尽きた。先に登山道でもあるのかと行ってみたが、よう分からん。まぁ車道はここまで、ということだ。
それにしても道路状況は未舗装ながら、ガレてもなく良かったなぁ。原付乗って来た方が良かった。

 


終端から振り返る。広場から歩いて15〜20分ほどだった。


 

  さて、この先どういう風に舞鶴側の端点と繋がるのか、道路地図を眺めても答えは出てこないので府庁に行ってみた。残念ながら管内図は公開されていなかった。京都府の図書館には一応「京都府管内図」があったが、京都府全図の1枚もので白図・・・まぁそれでも府道の不通区間も描いてあるが、やはり小縮尺ゆえ、見難いし細かい部分が見えない。
  で、府庁でもう少し探してみると、「京都府道路公社の歩み」というのがあった。まぁ歩み自体はどうでもいいんやけど、京都縦貫道の北側区間-綾部宮津道路-の概要図が目に入った。地図に綾部安国寺IC〜宮津天橋立ICの線形が描いてあるのだが、それ以外に周辺の国/府道が載っているのだ。丁寧にも不通区間も点線で描かれている。範囲は狭いが、「京都府管内図」よりは大縮尺で分かりやすい。この府道の線形、おそらく管内図とかを参照していると思われる(京都府が造っている訳だし)ので、これを私も参考にしよう。尤も・・・490号の不通区間の線形に関しては詳しく描いてあるわけではないが。

最後に上記の資料による、登尾峠の府道のルートを地形図に表示する。

↑カーソルオンで府道を表示する。
電子国土より転載
1/25000では 梅迫

赤線が府道490号、実線が供用道路で点線が不通区間のルート。緑線は府道ではないようだが、造りかけの道路。

-今度は終点の西舞鶴から辿る-