京都府道490号線(物部西舞鶴線)

京都の中丹地域の都市である綾部と、その北側の舞鶴(の西部)や大江町を結ぶ府道のうち、3本は不通区間のある府道である。その中で当該路線は、不通区間である登尾峠を越えるべく南側(綾部市側)は造られ(実際府道として造られたかは分からんが)、山の中腹までは悪路ではあるが出来ている。その放棄された未成道路に行ってみた。撮影中、デジカメのバッテリーがなくなってしまい、ケータイカメラで撮ることとなった。

2010/08/走行

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この辺


電子国土より転載
1/25000では 梅迫

 ※最奥集落より分岐する怪しい車道っぽい表示。気になるわぁ。


ここは綾部市の北部、内久井町である。手前数キロのまだ2車線の時より「この先行き止まり」を見かけたが、いよいよ現実味を帯びてきた。

 


ちょっと進むと集落があり、その先は一層狭く、舗装も悪くなる。

 


草刈りされた道を行く。まだ田んぼがあるとはいえ、6、7月頃は結構草が蔓延っていそう。

 


刈られた草がそのまま放置。置いといても困る人はいないからなぁ。
撮ってないが、京都府道のキロポストやらはちゃんとある。
兵庫県も見習え。

 


山に突入する。あの、奥に見える看板には「向日市民の森」。
向日市のみなさん、中丹にお越しの際はぜひ市民の森へ来てはどう?。
狭〜い道通って来てもアスレチックとかそんなんはなく、ただ森があるのみ。でも野生の動物なんかいるかもよ?

 


向日市民の森に入り、険道にはよくある光景を進む。

 

 
谷側が開けた。緑しかないが、県道としてはなかなかいい感じだ。山の向こうは舞鶴市の加佐地区。

 

 
恐れていたことが起こった。未成道路っぽいから舗装も続いてたりするのかと思ったら甘かった。
原付で来てるわけだし、こんなとこでパンクしたら帰れへんし・・・でも今日行かんかったらもう来んしなぁ。

 


谷の反対側を見ると、この道の続きと思われるガードレールが見えた。
あそこ行ったら道の状況が変わるかも・・・と思い、もう少し進んでみることに・・・。

 



電子国土より転載
1/25000では 梅迫

 地図では徒歩道表示で登尾峠に行く道が描かれている。府道はこれかと想像するが、北側の府道の端点へは通じておらず、1つ東の谷筋から府道は始まっている。マップルはそう描かれているので、府道のルートは見えてこない。


登尾峠への道はあったがスルーして、その先のヘアピンカーブのところに来た。
この先、道がちょっとは良くなっているといいなぁ。

 


曲がった先も未舗装のまま・・・だが、道幅が異様に広い!
でも使われてるのは1車線分だけ。

 


前の回で見上げた時見えたのがこの辺か?
振り返ってみたらなかなかいい光景・・・緑がきれいやな。

 


前を向き直って進んでいくと、ガードレールに何か付いてる。

 


府道のキロポストキタ━━!!!!! やはり地図にあった登尾峠に行く徒歩道は府道ではなかったのだなぁ。
キタ━━!!!!!とか書いたけど、実際はこの手前にもある。ただ撮ってないだけ。
この未成道っぽい道が現道であるのだ。この先も何個か立ってた。

 

 
未舗装林道然としている。広い場所とかあるけど、使用されていない。

 

 
この、何やよう分からん看板も多く立ってて、府道であることを示している。

 


何やら前方に広場が見えてきた。

 


車が数台は停められそうな広場だ。草もここだけ穏やかだし。
端には木で作られたテーブルと椅子もあった。近づかなかったけど使われてなさそうだ。

で、府道(予定?)はというと左折する方向。右は結構な悪路で、車では行かん方がいいかも。

 


やはり道幅とか、なんかゆったりしている様。右折方向なんか急坂で悪路で、こっちとは大違い。

 

 

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