2010年の1月、本屋で手に取った雑誌「FRIDAY」を流し読みしていた時、すごく興味深い記事が飛び込んできた。
『「ワタルナキケン」でも補修予算は切り捨てられる可能性大 徹底調査「あなたの町の危ない橋」全リスト94』
どういうことかというと、アメリカで高速の橋が崩落したのを受け、国交省が腐食や老朽化等で通行止めにしている橋を一斉調査した。しかし、その調査はあまり現状を把握しているものとはいえなかったということで、FRIDAY誌が独自に都道府県→市町村に聞き取り調査をして、行政が認定している「危険な橋」を94箇所割り出した。
と、雑誌にいくつかの写真、リストとともに載ってた。そこに載ってた「干拓橋」の写真がものすごいボロボロで、ぜひ見てみたいと思ってた。
FRIDAY誌に載ってるリストによれば、干拓橋の詳細
・コンクリート橋で延長27.8m、1957年架設
通行止めの理由が「コンクリート剥離、鉄筋腐食など老朽化が進んだため。将来的には撤去の予定」
リストには他にいっぱい橋が載ってるのだが、まぁ全部を見ることは不可能っぽいので、近場にあるやつぐらいは見てみたい。この橋と、もう1個の橋に関しては、この日、隧道道、トンネルコレクション、道にある古いものの管理人さん達に房総を案内してもらった際に行くことが出来た。
JR内房線八幡宿駅の近くで、電車での訪問にも便利(yahoo地図を使用)
ベイシアというスーパーの横の道を海側に歩いていくと唐突に現れる重量制限標識と市が立てた看板。
右手の藪の中に親柱が残っていた。他のは残念ながら失われたようだ。
橋になだれ込む御三方。
欄干はこのようにボロボロ。鉄筋が剥き出し。
橋渡った先は藪。2本横にしてある鉄パイプゲートがある。そして道の真ん中に植物の絡まった看板が立ってる。
こちらも同様の文句。
まともに橋の上の写真を撮ってないので、こんなものしかない。橋の上はコンクリで一部草が生えている。
橋の横にパイプだけになった足場が。何やろか。でもそこまで行けば橋を横から撮れそうや。
うぉぉぉ、このボロさはすごいなー。欄干の鉄筋がよう見えてるわ。それに何か波打ってるで。左が沈んでるみたい?
遠くに船着場があったので、これも元船着場だったらしい。今は骨組みだけ。勇気があれば行ってみるといい。
橋の先の藪にあった踏み跡の先には交通量の多い国道16号。その歩道に繋がっていた。橋はボロであるが、スーパーへの近道なので、通る人もいるんだろう。
本で見た橋を生で見ることが出来てうれしかった。植物のない冬にもう1回来たいものだ。
終了