安房広域農道2期区間(東仲尾沢トンネル)

安房広域農道(東仲尾沢トンネル)

　人知れずひっそりと供用を開始する広域農道や大規模林道。地図に載らないことも多いこの道だが、ネット地図では広域農道は載る事もある。この千葉房総南部に出来つつある安房広域農道も密かにだが着実に供用部分を伸ばしつつある。
　が、出来ましたすぐ供用って事ではない区間も少なからずあるのが昨今の道路行政。当該区間もそんな出来たが放置されてる箇所の1つである。

　

場所はココ。

地図で見ると、こんな面白そうなトンネルがある。2012/03/に行った時は知らなかったが、同年7月に行った際に寄りたかった箇所の1つである。
隧道道(doodoongoo氏)、トンネルコレクション(まきき氏)、道にある古いもの(パパゲーノ氏)の管理人さん達に房総を案内してもらった際に行くことが出来た。

　

　主要地方道88号から広域農道に進入。1個のトンネルを抜け下滝田の集落を過ぎるとあやしい雰囲気となる。Uターン出来ないかも・・・ってことでパパゲーノ氏は車を置いて同乗。先へ進む。

　

先に行ったまきき氏の車。降りて待ってはった。

　

歩道も半分ほどは草に埋もれてる。未成ならでわ。

　

　

さらにトンネルの前には剥げて真っ白になった看板が。工事中の看板も倒れてて物悲しい。このトンネル、長さが602.0mもある・・。中は真っ暗(ﾊｧﾊｧ

　

この緑はコケ・・・か？にしてもこんな立派な歩道なんか付けちゃってまぁ。

　

まきき氏が来ないと思ってたら特別装備でやって来た。なお、自分は歩道を歩いている。

　

ウヒョー、出口が遠いわ・・・。

　

消火器入れ？を見てるのはパパゲーノ氏。何も入ってなかったそうな。

　

一人では歩いては入れんな。チャリなら行けるけど。

　

　

話したり写真を撮ったりしながら暗闇の中を歩いていく。

　

そして出口。15分ぐらいかかって歩いた。通行止めか・・って見たら分かるわ。

　

こんな落書きがあったりする。まきき氏のライトが激まぶしー！

　

一足先に金網と坑口の隙間から外に出る。装備を背負っているまきき氏は通り抜け出来なさそうだ。

　

　イイネこの光景。トンネルまでは造ったけど後は・・・といった感じ。さすがに2車線の道路がトンネルを出た途端、こんな未舗装悪路に出されたら敵わん。通行止めも納得や。で、赤○箇所を見ると。

　

溝を渡る準備だけしてある。工事用の仮設っぽい気もするけど。

　

一足お先に中へ戻る。早く来てネ。

　

暗闇の中を歩いて戻り、今度は車で来てみた。だーーーーーーーーーれも通らんのでこんな事してみたり。

　

車を並べて撮影会。こんな事やれんのも放置トンネルならでわ。

　

安房広域農道の概要が下図。だいぶ適当に引いたが、鴨川まで行く予定らしい。今回行ったのは2期区間のところ。

終了