目黒町町田線は、神奈川県横浜市の端の端で、東京都境もすぐそばな場所。当該県道は神奈川県と東京都に跨っているが、神奈川県区間は国道16号旧道区間もあって、普通の道路である。険道区間は東京都内である。
都/県道56号線のルートを赤で示した。コレを見ると継ぎはぎっぽい線形であるのが分かる。南町田付近から町田市街へ伸びる都道141号の方が、よっぽど主要地方道っぽい。ということで、東京都内の険道区間を辿っていこう。
都/県境にある鶴間橋。56号は東京都に入る。ここはまだごく普通の歩道付き2車線道路。
しかし、橋を渡って50mちょっとで左に一通の道が分かれる。yahoo地図とかミリオンとかの地図だと、この道路が都道であると描かれている。一方昭文社を見ると、奥の青○に信号があり、そこから左に入る道が都道であると描かれている。
東京都は、街灯とかにステッカーが貼ってあり、都道探しにはとても便利である。それを探しながら通ると、B-DにもC-Dにもステッカーはあった。B-Cは東京都のステッカーではなかった。とまぁ現調してみたけど、ホントのところはどうなのか、ここは管理しているトコロに聞いてみようってことで、「東京都南多摩東部建設事務所」に出向いた。事務所は町田市にあるので、すぐ行ける。
南多摩東部建設事務所で聞いた結果、地図赤ルートが現道で、青ルートがバイパス(新道)。紫で示した区間は市道であるという。昭文社は間違っているということになるが、まぁそこは正確にしなくても、寧(むし)ろ、市道経由を都道と表示したほうが、車で走る分には広い道だし、正解かもしれない。
ってことで、56号本線を進もう。幅員制限1.7mであり、地図でも分かる通り、一方通行である。56号が拡幅改良されるまでは、上の地図でE地点まで一方通行だったんじゃないかね?
バイパスに合流する。一方通行区間も終わり。
市道から続く新道(オレンジ矢印)は、広い2車線歩道付きである。
しばらくはこんな快適な道が続く。以前は狭い1車線だったから、えらい違いだ。それに結構すいてるし。
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