秩父の奥地、有名なニッチツから滝沢ダム湖畔までつなぐ県道(正確にはそこから国道140号の長い重用を経て秩父鉄道三峰口駅までだが)で、休日とかだと2輪、4輪ともに多く走る道路である。地図見ても、中津川を溯るだけで途切れている区間など見当たらないが、そこを一般でない地図で見ると、当該県道の真のルートが分かる。
2010/10/現調
現在地はここ
起点のニッチツ鉱山より下っていくと雁掛トンネルが現れる。トンネル手前で左に分岐する未舗装道路があるのだが、
普通は雁掛トンネルに入っていくだろう。大概の道路地図(含むネット地図)では雁掛トンネルが県道として描かれていて
現地でもまったく違和感ない。しかし県道を辿ろうとすると、このトンネル手前で左折しないといけないのだ。
ニッチツに行った事ある人なら見たことあるだろうが、簡単なゲートで通せんぼされた道と奥の素掘トンネル。
これは雁掛トンネルのすぐ横にあるのですぐ分かる。うそと思うかも知れんが、これが県道なのである。まぁこうやって
通せんぼしてあるが、地図を見ると奥にもう1つトンネルがある。ちょいと失礼してそのトンネルまで行ってみることにする。
カーブしてちょっと進むと辿りつく。さっきよりは長いトンネル。
抜けた先も道は続いているが、そろそろ引き返さんと・・・。
反対側に回ってみようか。
現在地はこちら(電子国土より転載)
1/25000では 両神山
現在地はここ
トンネルと神流川の間に来た。道路脇に立ってるのは林道上野大滝線の標識。
なお、地形図には現在地の北側に建物記号があるが、何もなかった。
林道の分岐はもう少し先なのに、何でこんなとこに林道の標識があんのかと思ってた。ここ1本道やし・・・。
今撮ってるところの後ろ、ガードレールには県道のキロポストがあって、県道であることを示している。
ここで、県の土木部が発行している秩父土木事務所の管内図をみてみよう。
これを見ると、雁掛トンネルで分かれた先に1個のトンネルが描かれている。
描かれてる場所はずれてるが、あの素掘りトンネルが県道のトンネルであるのは間違いない。
また、大黒トンネル出てすぐに分岐するように描かれているが、実際は大黒橋渡ってからの分岐なのだろう。
まぁ管内図なので、そこまで正確に描かれている訳ではない。
大黒橋を渡る。で、橋を渡った直後に右折する(道路はない)。
まぁなんか踏み後っぽいのがあるようにも見える・・・かな?でもこんな崖、行く気にもなれんし。
それにしても、何で県道はこんなルートになっているんだろうなぁ。あと、雁掛トンネルは何道なのか?
終了